酒道ニュース
2012年7月
家元、八海山を評価、招徳蔵オーナーと火花
越畑を十分、楽しみましたが、「八海山」もいただきました。
家元、「八海山のほうが完成度が高い」と批評。
招徳蔵オーナー、「香りの違いでしょう」と反撃。
一瞬、緊張感が生じましたが、純米酒をめぐるホットな議論でした。
ほかの飲み会では味わうことのできない、酒道みやこ流ならではの例会でした。
ちなみに、招徳蔵オーナーは、京都大学文学部出身の酒造とは畑違い。
三ツ星で有名な「西部講堂」は彼の活躍場所だっといいますから、本当に世間は狭い。
天野はこの6月3日、西部講堂で、パレスチナ連帯40周年の記念集会を開催したばかりでした。
越畑、山深い里、おそばと純米酒
招徳蔵オーナーに教えられて、越畑をたずねようと盛り上がりました。
この地は、そば畑がメインですが、招徳蔵が酒米を依頼している里としても、知られているようです。
前々回の例会での話題でしたが、ワインで言う「産地」、テロワールが再び、取り上げられました。
水と米、そして、技術の三位一体が純米酒。
招徳蔵のテロワールは、越畑です。
みなさんも、ネットで、越畑をたずねてみてください。
アルコール度、12度の純米酒が当たり、招徳酒造
禁句の「金魚」をデザインに使った、実にかわいらしい小瓶が首都圏で絶好調とのこと。
12度で呑みやすいのが特徴。
料理を食べながらお酒を飲むには、12度ぐらいの軽いのが好まれるようです。
酒のみには、物足りない。酒のみを相手にするのではなくて、初心者に呑んでもらおう、純米酒のマーケットを広げようとする、意欲的な試みなのですね。
確かに、料理と一緒に飲むには、12度で十分かもしれません。
ところで、金魚が避けられるわけをご存知でしょうか。
別の機会にお話しいたしましょう。
越畑を呑んで 招徳蔵オーナーと懇談
7月例会は、伏見、招徳蔵オーナーをお招きして、自慢の「越畑」無濾過生原酒を飲みながら、酒造りの工夫、苦心の話題で盛り上がりました。
「越畑」のアルコール度は、18度。
ガツンとくるお酒ですが、氷を入れると、おとなしくなって、飲み安いのです。
この変化がたまりませんね。純米酒のデリカシーこそ、至福の味でしょう。
京都の郊外、山の中の水の尾の里のその奥、越畑の地に、招徳酒造は根拠を置いているのです。
越畑はほとんど、初耳。
そばなど、おいしいものがどっさりあり、お酒は、招徳さんです。
純米酒メーカーとひなびた里とのコラボです。
皆様も、招徳さまのHP、おたずねください。
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