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酒道ニュース

2012年2月

東北の新酒、2月例会

昨年12月例会から、東北の新酒を楽しんでいます。

このシリーズの第三弾のt例会を開きますので、ご案内いたします。

                  2012.2.10

                    酒道みやこ流

                        事務局 天野博

日時:2月15日(水曜日)午後7時半から

場所:寺町彌光庵

テーマ:東北の新酒

     

「三十六人衆」「東北泉」「乾坤一冬華」新年1月例会の報告

120118_1642~01.jpg 120118_1643~01.jpg   120118_1649~01.jpg 120118_1650~01.jpg 120118_1651~01.jpg 120118_1651~02.jpg 120118_1652~01.jpg 120118_1652~02.jpg 120118_1653~01.jpg菊勇㈱の「三十六人衆」は自由都市、酒田の名酒。精米40%。日本酒度±0。呑み安い。透明感。やや甘いがやさしい。あてがなくても、呑める。

 「三十六人衆」は真剣に酒販店経営を行い、また商品の品質の維持に協力を惜しまない店とのみ   特約店契約をして供給している酒です。
 味は日常の生活で晩酌、その他で飲まれるいわゆる"生活酒"を目指しているため、特に香りのみを追わず、お燗をしても味が崩れない安心して飲める酒造りをしています。辛口でキレがよく、しかも奥深い広がりのある味を心がけています。
 名前の由来は、酒田の代官的な豪商として、自由都市堺の「会合衆」のように自治的に町政を運営し、海上の警備も可能な軍船を商船として町兵を率いて奮戦するほどの自治組織「三十六人衆」が由来です。(HPより)

「東北泉」は鳥海山のふもとの名酒。山が高く、海に注ぐ地勢、漁港に名酒あり。精米50%。魚を楽しむためにうまい酒が生まれた。食中酒。酸度1.5。酸度が高く、ワインを思わせるフルーティ。酸度が2になれば、ワインの感覚に近くなる。酸度が高いと食欲をそそられる。伏見の酒が1.2ぐらい。燗すれば、おいしい。アミノ酸など、うまみが出てくる。

 技術、精神(こころ)、時間と労力を惜しみなくかけ、酒袋からポタポタと落ちる雫を斗瓶で受け、火入れをし、斗瓶のまま-5℃の冷蔵庫で貯蔵。その年の全国新酒鑑評会に出品した仕込みは、金賞をとってもとらなくても、仕込み番号の入った襷をかけて出荷しています。先代高橋誠社長が「金賞」の表示を極端に嫌っていましたので、今でも表示しません。
 今年の出品酒も、例年通り香りは抑え目ですが、バランスよく仕上がっており、どんな料理にも合わせられますので、十分に楽しんでいただけると思います。(HPより)

乾坤一の田沼酒造の「冬華」。アルコール度、17度。火入れ1回。70度を超えると、菌が死んで、味が壊れる。味噌、納豆と同じ。パスルールの法則にしたがっているが、杜氏は経験でその法則を使ってきた。

きれいな口当たりの中にしっかりとしたお米の旨味クが感じられます。
香りにとらわれず、しっかりした酸を感じられ、コクとキレの両方を持ちあわせたバランスのよいお酒です。(HPより)

さて、次回の2月例会は、いつもの寺町彌光庵で、15日(水曜日)午後7時半から開催します。

                              2012年2月9日

                                酒道みやこ流

                                    事務局 天野博