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酒道ニュース

3月例会のご報告②

農口杜氏の話題でもりあがりながら、銘酒を呑みました。

まず「豊香」、岡谷の豊島屋祖作品。「なめらかな」「まろやかな」。東京の利き酒会で2000円台の中でトップ。

つぎに「賀茂金秀・桜吹雪うすにごり」、広島金光酒造。若い人が作っている。酸度が高い。フレッシュ「ぴちぴちしている」

三番めは「琵琶の長寿・花見酒」、滋賀県高島。「呉春」とならぶ銘酒。

④「飛良泉」、秋田県にかほ市の酒造「飛良泉本舗」。室町時代にさかのぼる家付き酵母の蔵。「しっかりした酒らしい酒」「味覚のそれぞれが反応して一杯で2度おいしい」

⑤「美酒の設計」、秋田県由利本庄氏市、斎弥酒造。香りの傑作。

そして注目の「獺祭」、山口県岩国市旭酒造。正岡子規の俳号。獺が獲物の小魚を並べることを指し手入る。獺の祭。「究極の食中酒」。ただいま、一世風靡の勢い。

最後は「蓮如の白水」、加賀市片山津温泉近くの鹿野酒造。「能登杜氏四天王」「現代の名工」無形文化財に匹敵、日本の秘伝農口杜氏の得意技「山廃仕込み」の傑作。杜氏の敬虔な心、酵母菌にたいする深い愛情、共感を表している。酒道みやこ流の原点である。「菌塚」詣でを思い起こしてほしいと家元。



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